意外と知らない、猫と魚の関係・・・。

猫にとって“刺身”は、100%オススメ出来る食べものではありません。猫は生魚を捕まえて食べているイメージがあると思いますが、生魚を与え過ぎると、猫ちゃんの健康に害を及ぼす危険が高いとされています。アジやイワシなどの青魚を食べすぎると、イエローファットという病気になってします可能性があります。青魚には、DHAやEPA等の不飽和脂肪酸が含まれています。人間の場合は、不飽和脂肪酸を適量に摂取することで、血中コレステロールを減らしたり認知症の予防効果が期待される非常に良いものとされていますよね！しかし・・・。猫ちゃんにとっては、不飽和脂肪酸を摂りすぎてしまうと脂肪が酸化し炎症を引き起こしてしまいます。下腹部にしこりが出来てしまったり、発熱の症状を引き起こしてしまいます。

また生魚に含まれる“チアミナーゼ”という酸素には、ビタミンB1を壊してしまう働きがある為、食べ過ぎてしまうとビタミンB1欠乏症になってしまう危険があります。このチアミナーゼという酸素は、イカ・タコ・貝・甲殻類にも多く含まれているので、猫ちゃんには与えないようにしましょう！国民的アニメの歌の中にも出てきますが、猫と魚の関係はあまり良くはないようですね・・・！安心できるのは、やっぱりキャットフードが1番なのでしょう。おやつ程度に魚をどうしてもあげたいという場合には、白身か赤身の魚。特に、ヒラメと鯛が良いようです。

確かに、言われてみれば猫ちゃんが生魚を捕まえて食べているという所を見たことありませんでしたね。魚の内蔵には毒を持ってる魚もいます。毒を持っている魚の場合、寄生虫がいる可能性も高いです。猫ちゃんの大切な命に関わる事なので、覚えておきましょう・・・。

村上豊彦