これからの時期、要注意!!

8月がスタートして2日が経ちましたね。これからの時期、イベントや遠出など家を空ける機会も増えてくるでしょう。そこで、今回は『猫を留守番させる際に注意するべき事』をテーマに更新していきたいと思います。


まずは、猫はどのくらいの間留守番をする事が出来るのかという疑問について。限度としては、長くて2泊までと言われています。その理由として挙げられているのが『分離不安』を起こしやすいということです。この“分離不安”は、猫と飼い主の関係が強ければ強いほど起こりやすいとされています。飼い主がいないという不安から、大きな声で鳴いたり、暴れまわるという行動を引き起こしてしまいます。酷くなると、過度のストレスからくる下痢や嘔吐・元気や食欲がなくなる“抑うつ”、過剰なグルーミングや毛をむしりとる“自傷行為”などの症状を引き起こす危険があります。特に、『分離不安』は4歳~5歳の猫ちゃんに多く見られるというので、注意が必要となります。不安を和らげる為のアドバイスとしては、猫の行動範囲にタオルや洋服など飼い主の匂いがついたものを置いて行くこと!これをオススメします!


精神面以外で注意しなければならないのは、部屋の中に置かれているコードです。出しっぱなしにしたまま外出する事も多いと思いますが、コードを噛んで感電してしまという事故も報告されています。このような事故を防ぐ為にも、危険性の考えられる物は引き出しの中にしまうなど、猫の届かない場所に収納する必要があります。


次に注意したいのは、餌の管理!留守中に用意して良い餌は“ドライフードのみ”となっています。缶詰などの餌は腐ってしまう可能性があります。特に、この時期は傷みやすいので十分注意が必要です。温度管理に関しては、エアコンの利用が必要となります。猫も人間と同じように長時間暑い部屋に居ると、熱中症になってしまいます。熱中症も不安やストレスを感じるのも、私達人間と同じ。違うのは、猫は自己管理することが出来ないという事です。そこを管理してあげるのが、飼い主の責任です。これらのことに注意して、楽しい夏をお過ごしください!!


村上豊彦