猫の健康診断について

今日は、猫の健康診断について紹介していきたいと思います。猫の健康診断は、5歳未満で健康に問題のない猫ちゃんであれば年に1回。5歳を過ぎたら半年に1回のペースで検査します。費用は各病院によって違いますが、田舎の病院と都会の病院で比較すると、都会の方がいくらか高いようです。検査項目には「体重測定」「体温測定」「尿・便検査」「血液検査」「X線検査」「心電図検査」などがあります。この項目のうち「身体検査」「血液検査」「尿・便検査」は必ず受けるべき検査となっています。ほとんどの病院では、この3項目をセットで受診することが出来るようになっているようです。はじめて猫を健康診断に連れていく方にも分かるように、検査内容について簡単に紹介していきましょう。


まずは、【尿・便検査】について説明します。便検査は、人間の検査と同じように顕微鏡を使用して寄生虫が体内に寄生していないかを調査していきます。正確な調査をする為にも、検査する便は【検査の2時間以内に摂取する】という決まりがあるので、覚えておいて下さい。次に、【血液型検査】について―。この検査では、採取した猫の血液データを元に症状を調査するというものです。この採血にかかる費用は727円程度となっています。【X線検査】について―。これも人間と同じように、レントゲン撮影をおこない、臓器の位置や形に異常がないか調査します。


もう一つ、健康診断と同じくらい大切なのが【猫の予防接種】です。多くの人が、健康診断を受ける時に予約していると思います。この猫用ワクチンには、「混合ワクチン」と「単体ワクチン」という2つの種類があります。一般的には、猫が感染しやすい数種類のワクチンが混ぜられた【混合ワクチン】が接種されています。村上家の愛猫も、完全室内で生活しているので「三種の混合ワクチン」を接種しています。健康管理や感染症予防の為にも、健康診断やワクチンを接種することはとても大事な事です。猫ちゃんが健康に生活するためにも、事前に検査内容・料金を確認し定期診断を受けることが大切です。


村上豊彦