意外と知らない招き猫

今日は、意外と知らない招き猫について紹介していきます。招き猫は色によって意味が分かれているという事を知っていますか?有名な白い招き猫には、福を招くという意味があります。他にも、青は、交通安全・学業向上。黒は、魔除け・幸福・厄除け。赤には、病み避け。緑には合格。金は金運。ピンクには良縁。ヒョウ柄の招き猫は「票」とヒョウを掛けて、選挙時や政治家の方から人気があるみたいです。最近では良縁・金運効果があるとして、黄色の招き猫が話題となっているようです。こんなに沢山の種類があるなんて知らなかったです。


みんな同じように見える招き猫ですが、足が高く長い猫ほど多くの福を招いてくれると言われているそうです。招き猫といえば、有名なのが豪徳寺の話!江戸時代の譜代大名・井伊直孝が仲間と鷹狩に出かけ、その先の小さなお寺で出会った猫の話。お寺の中へ入るよう手招きする猫に誘われ中へ入ると、外は急に豪雨になり、雨宿りの際和尚さんと親しくなり意気投合。小さく貧しかった寺は、直孝の寄進を受け井伊家の菩提寺となり現在の「豪徳寺」となづけられた…という凄い話。この話には諸説あるそうですが、どの話にしてもお寺の猫が福を招いたことから「招き猫」が誕生したようです。


豪徳寺では、直孝を招いた猫に感謝して建てられた「招猫堂」があるそうです。これは猫好きの間で有名な話ですが、意外と知らない人も多いみたいですね。リアル招き猫だと、左右目の色が違う「オッドアイ」と呼ばれている猫や、黒猫などが福猫されているようです。村上家の猫は普通の雑種猫ですが、うちに来る前と来てからでは家の中の明るさが違うような気がします。猫は本当に福を呼ぶ動物なのかもしれませんね!

村上豊彦