猫の目

猫の目には知っているようで意外と知らない仕組みがあります。今日はそんなCATSEYEの仕組みを調べてみたので、紹介したいと思います。


一つ目は、猫の視力について―。猫の視力自体は人間の10分の1くらいしかなく、はっきりと見ることが出来る距離は2~6メートル程の範囲だけだといわれています。近すぎても遠すぎても見えないようで、猫の視力を数値化すると約0.1~0.2ほどしかないようです。


二つ目は、猫の目の色について―。猫は種類によって、ブルーやゴールドう、グリーンなどのさまざま目の色をしていますよね。しかし、生まれたばかりの子猫の頃はどの猫もみんな同じブルー目をしているという事を知ってますか?生まれたばかりの子猫は『キルトンブルー』といって青い目をしています。


猫の目は、メラニン色素の量によって異なっているといいます。生まれたての場合は、まだメラニンが少ない為、みんな同じ青い目の色をしているようです。その後、成猫になるのにつれて徐々にメラニンがつくられてくると目の色に変化が出てくるという訳です。この目の色の違いは、生後3ヶ月程で決まってくるようです。


三つ目は、瞳孔の開き方について―。猫の瞳孔の開き具合は明るさによって変化するのですが、気持ちの変化によっても開き方が変わるということは知りませんでした。猫の瞳孔が大きくも小さくもない中くらいに開いている時は、リラックスし気持ちが安定している状態の時だと言われています。猫が目を細めている時は、リラックスしている時のようです。飼い主に撫でてもらっている時や日向ぼっこをしている時に、よく目を細めていますよね。また、瞳孔が大きく見開いている時は、怒ったり・驚いたり・興味を示しているようです。とくに、周りの明るさが変化していないのに目の大きさが変わったら、猫の気持ちに変化があったのかもしれません。


それにしても、猫の目はなんであんなに綺麗なんだろう(笑)


村上豊彦