感動の実話作品『ボブという名の猫~幸せのハイタッチ~』

先日、『ボブという名の猫』という話題の映画を見てきました。この映画は、麻薬中毒でホームレスのストリートミュージシャンと一匹の猫と出会いから始まります。監督は『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』で有名なロジャー・スポティスウッドさん、製作は『英国王のスピーチ』の製作チームが担当しています。この作品は、英国で本当に起こった感動の実話です。英国では150万部を超えるベストセラーを記録し、あのキャサリン妃からも絶賛される話題作です。


主人公の心の中に空いてしまった穴を、ボブという猫が埋めていく感動の物語。どん底の生活に迷い込んできた1匹の猫。ボブと出会ってから、主人公のジェームスには沢山の奇跡が起こります。作り話なんじゃないかと思うほど、美しくて感動的なストーリーになっています。


映画の中に登場する猫は、実際に奇跡を運んできたボブ本人。ジェームズの肩に乗る姿や、ハイタッチをする姿が可愛くて可愛くて。ジェームスが辛い時、傍に寄り添い見守り続けたボブの姿には本当に感動して、涙をこらえるのに必死でした。猫って自由そうに見えて、実は飼い主の感情を読み取るのが凄く上手くて、落ち込んでたりするとさり気なく寄り添ってくれたりするんですよね。きっと猫を飼っている方は、感情移入するシーンが沢山あると思います。


笑って、泣けて、癒される、猫好きにはたまらない!猫好きじゃない方にもたまらない!本当に素敵な作品です!劇中で流れる音楽も、作品の世界観とハマっていて心地よかったし。今年1番良い作品でした!見たあとは明るく、元気な気持ちになることが出来ます。そして、実家の愛猫たちに会いたくなりました…(笑)是非、映画館で見て欲しい、オススメの作品です。鑑賞の際には、ハンカチをお忘れなく!!


村上豊彦