猫の嫌いなニオイについて(後編)
こんにちは、村上豊彦です。前回の更新に続いて、今日も『猫の嫌いな匂いについて』紹介していきたいと思います。前回紹介した、『たばこ』や『男性の汗の匂い』は嫌いな匂いといわれても納得できますよね。しかし、今回紹介するのは柑橘系・洗剤・香水・ハーブ・アロマなど、僕たち人間にとっては良い匂いとされるものです。では苦手な理由について説明していきましょう。
まずは、みかんやレモンなどの爽やかな柑橘系の匂い。この匂いが何故ダメなのか・・・柑橘系の酸っぱい匂いは『お肉や魚が腐った時の匂い』に似ている為、本能的に受けつけないようになっているのだといいます。この理由には納得です。また、柑橘類に含まれている『リモネン』と呼ばれる成分は、猫ちゃんの体内に入ってしまうと嘔吐や麻痺・かぶれなどの症状を引き起こす原因となるので大変危険です・・・!みかんを食べた後の手で触れることも危険なので、十分注意してあげましょう。
次に、洗剤や香水の匂い。この匂いは何故嫌いなのか。得に拒否反応が強いのが“フローラル系の洗剤”とされています。このフローラル系の洗剤には『メチルノニルケトン』『中鎖トリグリセリド』という調合香料が使用されているのですが、この香りを猫は“不快な匂い”と感じるようです。不快な匂いがするのに何故、お風呂上りに体をすり寄せてくるのか・・・不思議ですよね?この行為は“良い匂い”に反応しているのではなく、飼い主から自分の香りが消えてしまうことに不安を感じている証拠なのです。猫ちゃんへの配慮としては、柔軟剤の香りの弱いものを使うなどしてあげるといいのかもしれません!猫ちゃんと快適に過ごす為にも、是非参考にしてみてください。
0コメント