猫の寝方で気持ちが分かる

猫は「安心している時」や「警戒している時」など、感情によって寝方を変えるようです。安心しきっている時は、相手にお腹を見せて寝る寝方。猫にとって急所であるお腹を見せて寝るという事は、それだけ相手を信頼しているという証拠です。愛猫がおじさんのような体制になったらリラックスしているという事です。お腹を見せる寝方の他に、横たわって足を伸ばしている体制の時にもリラックスしているようです。また、猫がお尻を向けて寝た時も信頼されている証拠です。猫を飼い始めた頃、猫がお尻を向けて寝始めたのを見て「なめられてるのかな」ってショックを受けていたことを思い出しました。いま思うと、早い段階から信頼してくれていたんだなと嬉しくなりますね(笑)


次は、猫が警戒している時の寝方。警戒している時、猫は香箱座をしたまま寝ています。足を地面につけて、何かあった時に逃げることが出来るような体制をとっているらしいです。また、猫は寝ている時、電気や日差しが眩しいと感じると前足で目を覆い光を遮ります。この仕草はまるで人間とそっくりです。地面に頭をつけた土下座する猫が話題となりましたが、土下座していたのではなく眩しかったみたいですね。眩しくて顔を隠すなんて、かわいいですね!


ちなみに、猫鍋なども話題となっていましたが、これも狭いところを好む猫の習性です。狭いところを好むのには、野生の頃の習性が今でも残っているからと言われています。村上家の愛猫も、空になったゴミ箱の中にいたりします。たしかに、広い部屋より狭い部屋の方が落ち着いたりしますね。こうしてみると、行動や仕草など共通する部分が多いような気がします。やっぱり、猫と人間って結構似ているかもしれませんね。


村上豊彦