あの人も猫派だった

アメリカ合衆国の第16代大統領として知られている、“エイブラハム・リンカーン”。歴代アメリカ大統領の中でも『最も偉大な大統領』の1人として名が挙げられている人物。そんなリンカーンも、大の猫好きとして有名だった事を知っていますか?1860年の南北戦争中、母猫を亡くした3匹の子猫を発見し部下に子猫の世話をするよう指示をしたというエピソードはとても有名です。リンカーンの伝記には、ホワイトハウスで犬や猫と戯れることで仕事の疲れを癒していたとも記されています。また「猫の為なら道を譲る」や「私は犬や猫を大切にしない奴を信用しない」という名言も残しています。命に大きいも小さいもないですからね!生き物を大切にできない人を信用する事は出来ない、同意見です。会ったことはないけど、きっといい人だったんだろうな。奴隷解放や南北戦争での国家分裂の危機を乗り越えるなど「偉大な解放者」と呼ばれる歴史的に高く評価されている人物。そんな偉大な人物と「猫好き」という共通点があるという事に、勝手に親近感を感じちゃいました(笑)。


調べてみると、リンカーンのほかにも歴史上の人物の中には猫好きな人が沢山いました。あの有名な画家“パブロ・ピカソ”もその1人だったようです。ピカソは若い頃から晩年までの間猫を飼っていたと言われています。街をうろついていたシャム猫に“ミノー”という名前を付け、可愛がっていたという話もあります。実際に、このミノーをモデルにした作品も沢山ありました。猫をモデルにした作品はどれも素敵でしたが、1941年に制作された「ドラ・マールと猫」という油絵作品は特に気に入りました。作品からも猫愛が伝わってきましたね。ほかにも、画家の“サルバドール・ダリ”や、万有引力を発見した“アイザック・ニュートン”など、多くの偉人から愛されていたようです。偉人達も虜にしちゃう猫は、やっぱり凄い!


村上豊彦